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事務局より

子育ての多様性、ママの多様性、を推進し、
子育て世代に寛容になり寄り添う「包容力」のある社会を目指して
啓発・発信してまいります。

ミッション

国の大きなテーマとして少子高齢化が急速に進展していく中で、待ったなしの政策テーマが「子育て」です。子供を産み育てやすい環境を整え、母親・父親そして未来の子供たちが安心して暮らせる社会をいかに作るかが求められています。且つ、子育て期をめぐる様々な課題は、「子育て」環境を政府や社会全体で支える仕組みが必要です。

当協会ではママ(母親)という立場・視点から子育て環境全域の課題を考え啓発・発信してまいります。ママ・パパの子育ての役割や在り方、また、子育ての多様性や、母親の多様性を認め、一人一人が心地よく子育てが出来る柔軟なスタイルを認める社会へ。そして、ママの在り方や子育て世代に「寛容」になり、お互いの立場を想いやりながら、優しく子育てをしていける「包容力」のある社会の醸成を目指して啓発・発信を行います。
(本部事務局)

事務局メッセージ

厚生労働省は2024年の人口動態統計の速報値を公表し、その年間出生数は72万988人と、9年連続で過去最少を更新。前年から5.0%減で、70万人割れが目前となりました。国立社会保障・人口問題研究所が公表した想定を上回るスピードで少子化が進んでいます。一方、婚姻数は2.2%増の49万9999組で、2年ぶりに増加に転じました。この様な現状を国民の皆様が自分たちの事として、この問題と向き合う事が大切だと考えます。

ここで、2025年開催のベストマザー賞式典での受賞者、登壇者のメッセージ一部抜粋してご紹介させて頂きます。

『・・・「母」という言葉を、もっと楽しく自由に使っていきたいものです。もしかしたら、親ではなくても、育児の周りにいらっしゃる方はみんな、広義の「母」かもしれません。』(第17回ベストマザー賞文芸部門:山崎ナオコーラ様メッセージ抜粋より)

「自分自身が育児をしていると、育児をしているのは自分だけじゃなくて、社会や時代に育てられているなっていうのを感じるので、母親とかマザーとか、そういった言葉ってもっと広い意味で使ってもいいのかなっていうのを思うと、もしかしたら社会や時代もお母さんなのかもとも思います」「これから、いわゆる母親をやっている人や、それ以外の子どもにちょっとだけ関わってるっていう方々、いろんな人が言葉を自由に使いなながら、楽しく言葉、子どもと付き合っていけるようになっていったらいいなと願っております」(第17回ベストマザー賞文芸部門:山崎ナオコーラ様スピーチ抜粋より)

協会特別顧問:蓮舫氏 祝辞、一部抜粋
「・・・毎年こどもの日には総務省、政府が15歳未満の子ども人口を発表します。一昨年に比べて昨年は子どもの人口が35万人減りました。もう少子化ではなくて、少子の時代に入った日本です。戦後の第1次ベビーブームの時、人口の3人に1人は子どもでした。今は10人に1人。本当に大切に育てていきたいと改めて思います」と話し、受賞者に向けても「子どもがいる楽しさ、あるいは子どもを生まないという選択した人も含めて、分断ではなくて、一緒に幸せになれる社会をつくるための発信をしていっていただきたいと心から願っています」とスピーチされました。

山崎ナオコーラさんの受賞コメントと蓮舫氏祝辞のコメントに協会の啓発発信との親和性を感じました。こういう気づきがベストマザー賞の意義であると考えます。
(本部事務局)